この記事では「ワールドトリガー3期」第2話の感想とネタバレを含むあらすじ、そして原作との違いはあったのか?について解説していきます。
第2話は原作だと19巻163話のところからで、雨取千佳が本部でレーダーサーチ訓練をしているところから始まります。
ワールドトリガー3期【ネタバレあり】第2話の感想とあらすじ
ここからはあらすじと私の感想も入れて各シーンの解説していきたいと思います。
ネタバレが入りますのでご注意ください。
狙撃訓練場にイケメン隠岐孝二登場!(19巻163話より)
本部でレーダーサーチ訓練をしている雨取千佳。
他には雨取千佳の友達・夏目出穂と絵馬ユズルも一緒に訓練しています。
出穂は自己新の順位を出します。目指すは正隊員も含めた上位15%。まだまだ先は長そうです。
千佳がねこを抱いているところにB級生駒隊スナイパー隠岐孝二がやってきて「ネコと雨取ちゃんやん」と声を掛けます。
そこにA級2位冬島隊スナイパー当真勇もやってきて、当真が隠岐に軽いイジリをかまします。
「前の試合、肝心なところではずした隠岐じゃねーの」
隠岐は前のランク戦の試合で、千佳を仕留めきれず空閑遊真に致命傷を負わされベイルアウトに追いやられてしまっていました。
そんな当真のイジリを笑顔で返す隠岐です。
「おれ一人っ子なもんで、雨取ちゃんみたいな妹がおったらなーて前から思ってたんですよ。」
隠岐が言うには、かわいい子は撃ちにくいということらしいです。
そんな冗談か本気かわからない隠岐の言うことに戸惑ってしまう千佳。
その様子に気づいたのか絵馬ユズルが2人に近づき「やめなよ隠岐先輩、雨取さん困ってるじゃん」と間に入ります。
この時、隠岐の反応が「お?どうしたんや?ユズル」でした。何か感じたのかもしれません。
女性人気が高い隠岐孝二が登場しましたね!相変わらず赤いサンバイザーが似合ってました。
ユズルが千佳が戸惑っているところに割って入ったシーンは何か千佳への思いを感じましたね!
景浦隊と遊真・村上・当真でお好み焼き(19巻163話より)
訓練場からシーンはお好み焼き屋に移ります。
このお好み焼き屋は影浦雅人の家で、皆でご飯を食べようということになりました。
店名はそのまま「かげうら」です!
遊真も初めてのお好み焼きにテンション上がっています。ひっくり返すのも上手くできて、当真勇と北添尋に褒められます。
当真が影浦に「ずいぶん空閑のこと気に入っているようだな」と話しかけます。というのも、影浦が自分から誘ってお店に連れてくることないようです。
それに対して影浦が空閑を気に入っている理由を話し始めます。
「こいつは他のやつとはものが違うんだよ」そう切り出します。
普通のやつは攻撃してくるときに、これから攻撃するぞという感情が攻撃より先に刺さってくる。
それは影浦のサイドエフェクトがそう感じさせるそうです。
ただ空閑にはそれがないようで、攻撃の感情が読めない=斬り合いにスリルがあって面白い。
そこが影浦が空閑を気に入っている理由です。
空閑本人はそれを無意識でしていて、何でそうなのかは自分ではよくわからないようです。
絵馬ユズルの恋バナとユズルが譲る(19巻163話より)
そんな話をしていると突然影浦が真面目な顔して空閑に言います。
「こいつ(絵馬ユズル)、おめーんとこのチビ狙撃手(スナイパー)に気ぃあるみたいなんだわ」
そんなことをいきなり言われたユズルは飲んでいたものを吹き出します。
「ユズルにガールフレンドが・・・。」まだ彼女になってもないのに北添尋(ゾエさん)はうれし泣きしてしまいます。
ただ影浦は嬉しくないとキッパリ。
その理由は、ユズルが次の試合わざと負けようとしていたからです。
遠征組を狙っている玉狛第二(三雲隊)。かたや遠征組を狙っていない影浦隊。だったら、真剣に遠征組を狙っているチームに勝ちを譲ったほうがいいと考えていたユズル。
この時影浦隊がB級暫定2位。
遠征組の選抜試験にいけるのはB級ランク戦上位2チームというのが条件だったからです。
でも実は雨取千佳は遠征組に入れることが決まっていました。
その理由は、千佳はトリオン量が凄いので千佳がいると遠征艇を大きくすることが出来るからです。このことは城戸指令直々に空閑が頼まれていたことでした。
だったらわざと負ける必要がないと影浦に言われますが、あーいえばこーいうという感じで「決まっているのは雨取さんだけでしょ。一人で行くより隊で行くほうが安心できるに決まってるじゃん」と言い返します。
そこにB級荒船隊の荒船哲次(スナイパー)と同じ部隊の穂刈篤(スナイパー)が入店してきました。
話をだいたい聞いた荒船は「何も難しいことはないだろう」と一言。
そして「絵馬が個人で遠征メンバー目指して、玉狛のチビちゃんについて行けばいいだけの話だ。それならわざと負ける必要もないし、一人で行かせる必要もない」と答えます。
その答えに周りも納得。心配なら自分が行って自分で守れということです。
荒船さんまじカッコいい!って思っちゃいました。
こういう途中参加してきて「話はだいたいわかった、それならこうすればいいだけの話だろ」みたいなことサラっと言って周りに「おーなるほどな」って言われるのに憧れます(笑)
雨取千佳は人が撃てない問題(19巻164話より)
遠征組に向けてやる気を出したユズルが先に帰ったあと、残った連中で雨取千佳のことについて話します。
話題は千佳の『人を撃てないのか』について。
ユズルのわざと負けるという行為は怒られそうという話から、でも多少手を抜くのが駄目だとしたら『人を撃ちたがらない』千佳も駄目だということになるんじゃ?ということを当真が言いました。
ただ当真は千佳はその気になれば人が撃てるとハッキリと言います。
千佳は『人を撃ちたがらない』だけで『人が撃てない』わけじゃないとそう考えています。
たしかに性分的に人を撃てない人はいるが、千佳はそうじゃない。
前回の試合を考察してみても、どっちかというとバトル向きの人間だと当真は説明します。
『撃てないやつはいつまでも撃てないが、撃ちたくないやつは追い込まれれば撃つ』ということです。
遠征前に追い込んで撃てるようにしておいたほうがいいぞと当真は空閑に助言します。
この時の説明してる当真もかっこよかったです。
分析してわかりやすく説明できる人って良いですよね。
三雲修がトリガーの追加を考えるが・・。(19巻164話より)
空閑がお好み焼きから帰ってきて修と今日のあったことを話します。
修は次の対戦相手の過去ログを見ていて、一度戦ったことある鈴鳴第一の新たな連携に手強さを感じたようです。
向こうも玉狛第二のことは対策してくるだろうから、修自身も何か新しいトリガーを隠し玉として追加すべきか悩み、宇佐美栞に相談します。
しかし、トリオン量の少なさから追加をすることを否定されます。オサムッ・・。
空閑も今のトリガー構成は変えたくないという答え。
栞からは次の試合は隠し玉ヒュースがいるからそれだけでも十分だし、修が何か変わったことしなくても大丈夫だよと諭されます。
ヒュースB級デビュー戦(19巻165話より)
ヒュースのデビュー戦の日、玉狛支部から出発します。
栞に緊張していないか聞かれるヒュースですが、緊張しているだと?誰に向かって訊いている。と言い返します。
玉狛第二のメンバーは皆緊張しないよねと思っている栞ですが、この日の修だけは違いました。
その様子に小南先輩が気づき、迅が声を掛けます。
「どうしたメガネくん。心配事か?」
修は「自分でもよくわからないんですが・・どうも不安が消えなくて・・・」と答えます。
その不安はMAPがどこで相手はどういう戦い方をしてくるのかというような不安ではなく、いつもの不安とは違う感じの不安だと言います。
しかし、時間になり林藤支部長が迎えに来ます。
支部を出る直前に迅から最後にアドバイスをもらいます。
「揺れるな」
ランク戦会場(19巻165話より)
シーンはランク戦会場に移ります。
実況はA級8位片桐隊オペレーターの結束夏凛で解説は二宮隊の犬飼と嵐山隊隊長の嵐山です。
今回の試合をどう見るかという話しになり、玉狛第二のメンバーが1人増えていることに驚きます。
東隊と影浦隊も1人増えていることに驚きますが、東隊長はいつもながらの冷静さを保っています。
そして今回の試合、一時はわざと負ける気だった絵馬ユズルですが「相手が何人だろうと、勝つのは影浦隊だ」と意気込みます。
【ワールドトリガーアニメ3期】第2話原作との違い
第2話も原作と大きな違いはありませんでした。ちょっとした描写が違うのは原作とアニメーションの表現できる範囲の違いかなと思います。
その中でも原作ではなくて気づいたところを紹介します。
訓練場にて
隠岐孝二が雨取千佳をかわいい子は撃ちにくいという話をしてたときに日浦が「隠岐先輩わたしはーー?」と聞き、「日浦ちゃんもけっこう撃ちにくいわ」という回答に「やったーー」と喜ぶシーンがあります。
そのあとに原作はユズルの携帯が鳴るシーンになりますが、アニメでは日浦の「あーにゃんこいたー!」とねこを発見するセリフが入れられていました。
さらにこの後に、ユズルと当真は影浦の実家のお好み焼きに行くことになり、千佳と出穂を当真が誘います。
2人はレイジさんが6時に迎えに来てくれるからそれまで練習していくと断ります。
そのあとに原作にはない隠岐孝二の「俺もそろそろ戻りますわ」というセリフが入りました。
お好み焼き「かげうら」にて
ユズルが荒船の話を聞き遊真に勝利宣言され、勝ちを譲る気がなくったユズルは本部でログを見直すため先に帰ります。そのシーンの時に違いがありました。
原作だと1000円札をテーブルに置いてから席を立ちますが、アニメでは席を立ち1000円札をテーブルに置くシーンはありませんでした。
そのあと、影浦が「あのバカ金置いて行きやがった」と1000円札に気づきます。
この記事のまとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
この記事では【ワールドトリガー3期】第2話のネタバレと原作との違い!について解説させていただきました。
私の個人的な感想も少し入れさせてもらったのですが、どうだったでしょうか?
次回はいよいよランク戦開始です!
ヒュースのデビュー戦でもあります!
空閑との連携も楽しみですね!