この記事では「玉壺の過去はどんな?原作では明らかにされなかった2つの理由」ということで、
玉壺の過去について解説していきます。
さらに玉壺の過去が明らかになった場所と原作では明らかにされなかった理由についても紹介します。
玉壺の過去
玉壺にはどんな過去があったのか紹介します。
原作では明らかにされなかったので知らない人も多いと思います。
玉壺の異常性は人間の時からのものでした。
漁村生まれ
玉壺は、かつての人間の名前は益魚儀(まなぎ)と言い、漁村に生まれ生活していました。
玉壺が漁村出身であったことから、壺や魚に血鬼術が影響しているのかもしれません。
可哀想な事に、両親を海難事故で早くに失い、孤独な生活を余儀なくされました。
ところが、亡くなった両親の遺体が見つかると、玉壺はそれらを見て美しいと感動したのです。
遺体は損傷がひどい水死体であったにもかかわらず、悲しむことなく美しいと感じていたため、玉壺が人間であった頃から異常な感性を持っていたことがわかります。
異常な感性の持ち主
玉壺は奇妙な行動が目立っていたため、村人たちから嫌われ孤立していました。
しかし、奇妙な行動をするのは両親を早くに亡くしたことで、正気でいられないのだろうと村人たちは同情し、村から追い出すことはせず静かに見守ってくれていました。
玉壺は、周りから嫌われていたことに関しては全く気にしていません。
しかし、玉壺の行動はエスカレートしていき、動物を殺すことや魚の死骸を集めるようになっていきました。
村の子供を殺害し、その両親の復習に遭う
ある日、漁村の子供が玉壺をからかったことが原因で、玉壺はその子供を殺害してしまい、子供の死体を壺に詰めるという事件が起きました。
その行為に玉壺に激怒した子供の両親は、玉壺を二又銛(ふたまたもり)でめった刺にしてしまいました。
しかし玉壺は死ぬことはなく、瀕死の状態でその場に放置されました。
玉壺の過去が原作では明かされなかった2つの理由
原作に描かれなかった理由は、
グロテスクな過去であった
2.感動を生まない過去だった
玉壺は上弦の鬼であるにもかかわらず、その過去については何も描かれませんでした。
今までのケースだと、鬼が最期を迎える時には、その鬼の人間時代の模様が流れ、相手が鬼ながらも過去に感動してしまうこともありました。
ただ、玉壺の場合は明かされることがなく、原作も完結してしまったため、少し残念に思っていました。
しかし、『鬼滅の刃』の公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』 によって、玉壺の過去が明らかになりました。
玉壺の過去がアニメで描かれるかどうか
やはりアニメでも玉壺の過去は描かれることはないと思います。
理由はその過去がグロテスクという点です。
鬼滅の刃は鬼の首を斬るということを目的にしているので、そもそも刺激が強い描写がよく出てきますよね。
ただ玉壺の奇行は鬼の首を斬る時よりもはるかにグロテスクな描写になるのは予想できます。
そうなると、そういったシーンを子供には見せたくない親からのクレームがきてしまう可能性がありますよね。
遅い時間帯で放送している鬼滅の刃ですが、録画すれば翌日にも見られますし、起きて見ている子供たちもたくさんいると思います。
テレビ局側もわざわざリスクを負ってまで放送にのせるような事はしないはずです。
もし玉壺の過去をのせるなら「語り」でこんな人間時代だったと説明するくらいではないでしょうか。
まとめ
この記事の内容を振り返りましょう。
・漁村生まれで、両親を早くに亡くしている
・人間時代から異常な感性を持っていた
・玉壺をからかった子供を殺してしまい、その子の両親に復習される
玉壺の過去が原作で明らかにならなかった理由
・あまりにもグロテスクな描写になってしまうから
・感動を生まない過去であったから
玉壺の過去がアニメで描かれるかどうか
・リスクを考えるとアニメでも描かれる可能性はかなり低い
・言葉で説明するくらいはあるかもしれない
玉壺は鬼になる前からすでに異常者だったようですね。
そんな玉壺の過去には感動を呼ぶ要素がなかったのかもしれません。
1番の問題はグロテスクな描写になってしまうという点だと思います。
アニメではどのようにするのか気になります。
ここまでお読みくださりありがとうございました!