この記事では「黒死牟が鬼になった理由は?緑壱への嫉妬がそうさせた?」ということで、
なぜ黒死牟は鬼になったのかについて解説していきたいと思います。
上弦の壱である黒死牟。
鬼は死んだりすると、新しい鬼が入ってきて、位の入れ替えを行ったりします。
しかし、黒死牟は鬼の中で最も位が高い上弦の壱を、1度も他の誰かに渡したことはありません。
鬼の中の優等生ですが、鬼になった理由はなんだったのでしょうか。
黒死牟が鬼になった理由
先に答えを言いますと、
黒死牟はろくに剣術も習ってこなかった弟のほうが剣術の才能があるという事実を知ります。
少し詳しく解説していきますね。
剣の先生を気絶させた
それは黒死牟がまだ人間で継国厳勝だった頃、年齢は10歳に満たない頃です。
その時に黒死牟は剣術を先生に習っていました。
弟の緑壱は両親に受けさせてもらっていませんでしたが、ある日剣の先生に稽古を受けてみないかと誘われます。
その時初めて剣を握ったにもかかわらず、緑壱は先生より速く動き、素早い剣さばきで先生を気絶させてしまいます。
弟・緑壱に嫉妬心を持つようになった
そんな緑壱の剣術の才能や強さに嫉妬するようになります。
母親が亡くなり、緑壱は家から出ていきます。
この時代の双子は後継ぎ問題で必ず揉めるなどという理由で弟の方は忌み嫌われる存在でした。
さらに緑壱は生まれつき額に痣が発現しており、それも気持ち悪がられ両親・親戚から愛されることはありませんでした。
緑壱と再会しより自分との差を感じてしまう
再会した時、緑壱は呼吸の使い手になっていました。
この呼吸がすべての呼吸の原点となっている「日の呼吸」です。
日の呼吸を使う緑壱の強さはより完璧なものになっていました。
その強さと剣術をどうしても自分の力にしたいと思った厳勝は、強くなるため鬼狩りの道へと進みます。
鬼殺隊になったのです。
鬼殺隊になった厳勝は、痣の発現はしましたが、緑壱と同じ日の呼吸は習得できませんでした。
痣の発現で25歳までしか生きられないことを知る
厳勝は痣が発現してさらに強くなれました。
しかし、痣の発現者は25歳までしか生きられないことを知ります。
この時、20歳。
自分にはもう時間が残っていないと途方に暮れていました。
あと5年では緑壱を超えることはできないとわかったのでしょう。
そんな時に現れたのが、鬼舞辻無惨でした。
無惨に鬼にならないかと誘われる
自分には時間がないと途方に暮れていたときに無惨が現れ、
「ならば鬼になれば良いではないか」
「鬼になれば無限の刻を生きられる」
と誘惑し、厳勝は無惨の誘いにのってしまい鬼になることを決めました。
鬼になった厳勝は緑壱に勝つことはできたのか?
残念ながら鬼になっても緑壱に勝つことはできませんでした。
鬼になってから緑壱と戦う時が来ます。
その時、緑壱は80歳です。
鬼は歳をとりませんが、人間である緑壱は月日と共に歳をとっていきます。
しかし、80歳になった緑壱に黒死牟としても勝つことはできませんでした。
完全にやられることを覚悟した黒死牟でしたが、なんと緑壱は立ったまま息をひきとったのです。
そこで厳勝の緑壱を超えるという強さを求めた思いは、一生叶うことなく終わったのです。
まとめ
この記事の内容を振り返りましょう。
・弟の剣術の才能・強さに嫉妬
・弟の強さと剣術を自分の力にしたい
・痣が発現したことであと5年しか生きられない事実を知る
・5年では弟を超えられないと落胆していた時に、無惨に鬼にならないかと誘われる
以上のことが、黒死牟が鬼になった理由です。
鬼になっても弟を超えることが出来なかったのは切ないなと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました!