竈門禰豆子は、鬼でありながら人を襲わず、太陽の光を克服した特殊な鬼として描かれています。
そんな禰豆子が上弦の壱・黒死牟と戦ったらどちらが勝つのか?禰豆子が黒死牟を倒すにはどうすればいいのか考察していきます。
アニメ派の方はネタバレを含みますので、ご注意ください。
禰豆子と上弦の壱が戦ったら?
禰豆子は鬼殺隊の隊員であると認められながらも、隊員が持つ日輪刀は与えられていません。
そのため、鬼と対峙した際には足蹴りなどの打撃によって攻撃をします。
対して、黒死牟は人間時代に鬼殺隊に入っていたこともあり、月の呼吸を用いた剣術を使います。
加えて、月の呼吸は作中で確認できただけでも16もの型があり、そのほとんどが広範囲に渡る攻撃でした。
一振りで幾重もの斬撃を同時に発生させ、変則的な動きをすることから、風柱である不死川実弥は「実戦で培われた感覚がなければ対応できない」と考えるほどでした。
カラー版の黒死牟の技をムーンティアラアクションと呼んでいたのはきっと私だけではない pic.twitter.com/IQChmwzR5L
— にこごり (@ajimon_) February 4, 2020
禰豆子が黒死牟に攻撃するとなると足蹴りなどで攻撃しなければなりませんが、広範囲の剣術を避けながら素早く間合いに入ることはかなり難しいでしょう。
戦闘経験も乏しい禰豆子には、戦いの最中に黒死牟の攻撃を回避しつつ、効果的な攻撃を仕掛ける経験値が備わっていないと考えられます。
また、実際の戦いでも、実弥、岩柱・悲鳴嶼行冥、霞柱・時透無一郎、実弥の弟である玄弥の4人で黒死牟と戦っています。
このことからも、禰豆子一人で黒死牟に相対することはかなりの苦戦を強いられると予想します。
禰豆子が上弦の壱に勝つ方法はないのか?
ここからは、禰豆子が黒死牟に勝つ方法は一つもないのか?という考察をしていきます。
鬼の弱点は、首を日輪刀で切り落とされること、そして太陽の光です。
最初にお話した通り、禰豆子は自身の日輪刀を所有していませんので、首を切るとなると鬼殺隊の隊士との共闘は必須条件となります。
実際の無限城での戦いでの戦力を考えると、少なくとも柱3人と同等の戦力が必要になるでしょう。
また、禰豆子は血鬼術「爆血」を使うことができ、鬼の毒を浄化したり、鬼由来のものしか燃やさないという特徴があります。
刀鍛冶の里編では、禰豆子が兄・炭治郎の日輪刀の刀身に自身の血をつけ、炎をまとわせて刀身を赤くした「爆血刀」に変化させ、鬼に有効な攻撃を与えることが可能になりました。
爆血刀ヒノカミ神楽の神作画っぷりと迫力ヤバいな。 #鬼滅の刃 #刀鍛冶の里編 pic.twitter.com/OHjpNI5KSR
— BARUGA🐉雷蔵 (@BARUGA15000) May 7, 2023
実際の戦いでも、無一郎が自身の日輪刀の柄を握りしめることで刀身を赤くしたり、悲鳴嶼と実弥の日輪刀がぶつかって鉄が赤くなって赫刀になっています。
赫刀になった後の攻撃を受けた黒死牟は、激痛を感じていました。
爆血刀と赫刀は同等の効果があると考えられるため、禰豆子が共闘する隊士の刀を爆血刀にすればより攻撃力が上がるかもしれません。
しかし黒死牟は、戦いの最中に自らの首を再生することが可能になりました。
黒死牟自身も、「これでどんな攻撃も無意味。太陽の光以外は」と考えていることから、弱点は太陽のみになったと考えられます。
禰豆子は刀鍛冶の里編で日光を克服し、鬼でありながら太陽の下で活動できるようになりました。
このことから、隊員と協力しながら日の出まで戦いを長引かせ、黒死牟を太陽の下へ引きずり出すことができたならば、禰豆子は黒死牟に勝利できるかもしれません。
上弦の壱の戦闘シーンは原作何話?
上弦の壱である黒死牟は、原作12巻98話「上弦集結」で初めて登場します。
また、無限城編での戦いは、19巻165話「愕然と戦慄く」から20巻178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」まで、一気に描かれています。
人間時代の黒死牟の過去も描かれていますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。