この記事では「無一郎が「今なんて言ったの?」と反応した理由は過去と関係がある?」ということで、
無一郎が炭治郎に向けて言った「今なんて言ったの?」について解説していきます。
刀鍛冶の里編のアニメ第3話で出てきたこのシーン。
無一郎がなぜそのような反応をしたかについて気になっている人が多いみたいですね。
ネタバレを含みますが、どうしても気になる人はこのまま読み進めてください。
無一郎が「今なんて言ったの?」と反応した理由
さて、なぜこのような反応をしたのか、結論から答えてしまおうと思います。
それは「無一郎の父親に同じことを言われていたから」です。
厳密に言うと、この時は前に同じことを誰かに言われたことがある気がするくらいの感じです。
一度、炭治郎のどんな言葉に反応したのかふたりの会話を確認してみましょう。
無一郎と炭治郎の会話は、無一郎が炭治郎が寝ているところにやってきて、鉄穴森という刀鍛冶がどこにいるか知らない?と尋ねてくるシーンから始まります。
以下はこのシーンのふたり会話を抜粋したものです。
炭治郎
「鉄穴森さんは知っているけどどうしたの?たぶん鋼鐡塚さんと一緒にいるんじゃないかな?」
無一郎
「鉄穴森は僕の新しい刀鍛冶。鋼鐡塚はどこにいるの?」
炭治郎
「一緒に捜そうか?」
無一郎
「なんでそんなに人を構うの?君には君のやるべきことがあるんじゃないの?」
炭治郎
「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし。俺も行こうと思ってたからちょうどいいんだよ」
無一郎
「えっ?何?今何て言ったの?今、今・・・」
炭治郎
「へっ?ちょうどいいよって」
炭治郎は、無一郎が今何て言ったの?というのに対して「ちょうどいいよ」と言ったんだよと返答しています。
しかし、お察しの通り、無一郎が反応したのはその言葉ではないですよね。
無一郎が反応したのは「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし」という言葉です。
この言葉は、無一郎の父親にも言われたことがあるから反応しました。
実はこの時の無一郎は昔の記憶がありません。
だけど、父親に言われたその言葉は無一郎の中に印象強く残っていたのかもしれません。
無一郎が父親に言われたシーン
ここでは無一郎が炭治郎に言われた言葉を、いつ父親に言われたのかについて解説していきます。
こちらも結論から言ってしまいますね。
それは原作14巻の第118話「無一郎の無」で出てきます。
無一郎は上弦の伍・玉壺と戦いでかなりピンチの状態に追い込まれてしまいます。
意識がもうろうとする中で、頭の中で炭治郎に話しかけられます。
しかし、言われる言葉は炭治郎には言われたことがない言葉ばかりでした。
そこに刀鍛冶の小鉄が無一郎を助けに来ます。
非力なのに、命を落とすかもしれない危険な戦況なのに関わらず、自分を助けようとする小鉄の姿に、無一郎は過去を思い出します。
この時、炭治郎に見えていた姿が父親へと姿を変えました。
まとめ
無一郎が炭治郎の言った言葉に反応したのは、失っていた記憶の一部を思い出しそうになったからでした。
その言葉は「人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているもの」で、この言葉は無一郎の父親に言われた言葉でした。
それは原作14巻の第118話で明らかになります。
結果的に、この言葉のおかげで上弦の伍・玉壺を倒す事が出来たと言ってもいいでしょう。