この記事では「ワールドトリガー3期」第3話の感想とネタバレを含むあらすじ、そして原作との違いはあったのか?について解説していきます。
第3話は原作だと19巻165話の途中、『B級ランク戦ROUND7』鈴鳴第一の試合前の作戦室のところから始まります。(※前回の振り返り部分は割愛)
鈴鳴第一も玉狛第二の新メンバー追加に戸惑いを見せますが、作戦変更なし、MAP変更なしで挑みます!
ワールドトリガー3期【ネタバレあり】第3話の感想とあらすじ
ここからはあらすじと私の感想も入れて各シーンの解説していきたいと思います。
ネタバレが入りますのでご注意ください。
MAPの決定!ステージは『市街地D』(19巻165話より)
鈴鳴第一はMAPを『市街地D』に決定しました。市街地Dの特徴は以下の通りです。
・MAP自体は狭いが大きな通りと大きな建物があり「縦に広いステージ」
・建物の中もそこそこ広いので屋内戦が起こりやすい
・外で戦うとスナイパー有利、屋内で戦うとアタッカー有利
バックワームで隠れ合いになってしまうと、炸裂弾(メテオラ)で焼き出さない限りはほぼ見つからないから人によってはクソMAPなんて呼ばれているステージでもあります。
各隊の作戦会議(19巻166話より)
転送までの間、各隊の作戦会議が行われます。
ROUND7は玉狛第二、東隊、影浦隊、鈴鳴第一の四つ巴戦です。
一体どんな戦いになるのでしょうか。
玉狛第二の作戦会議
玉狛第二はまだランク戦では使ったことはないMAPです。
外にいるとスナイパーの的になりやすいことからMAP中央にある大型ショッピングモール内での戦闘になることを予測しています。
屋内戦になるとスナイパーが戦いずらいMAPですが、MAPを選んだ鈴鳴第一にもスナイパーがいることに疑問を持ちます。
宇佐美栞は何がなんでも他の隊のスナイパーを封じたかったのではないかと予想します。
東隊の東、影浦隊の絵馬、玉狛第二の雨取、それぞれ強力なスナイパーですからね。
転送までの12分、三雲修が玉狛第二の序盤の作戦をメンバーに伝えます。
過去2戦の勝ちパターン「ワイヤー陣は狙わない」
・MAPの特徴上ワイヤーを効果的に張れるところが少ないこと
・各部隊にスナイパーがいるのでワイヤー陣の外から反撃を受ける可能性が高いこと
・今回はワイヤー陣を張ったとしても敵がそれに乗ってこないこと
ワイヤー陣を張っても敵がそれに乗ってこないことは、今回玉狛第二は点を獲りにいかなきゃならない状態にあるので、待ちや逃げになった場合、攻めざるを得ないと敵にそう思われているからです。ここが玉狛第二の不利な点です。
逆に有利な点が『ヒュースの存在』です。
ヒュースはまだ手の内が知られていません。ヒュースがどんな攻撃をしてくるのかが敵に割れる前に影浦隊の誰かを落とすことが出来ればラッキーです!
それ以外は基本的にいつも通りで転送後に部隊の合流を目指し、空閑とヒュースで点を取りにいって、三雲と雨取で援護することに。
ただし、予想通り建物内が戦場になった場合は雨取は別行動で外に置く作戦になりました。
ヒュースの存在は大きいですね!
まだ孤月使いのアタッカーとしか敵に情報が割れてないですし、空閑との連携も良い感じに仕上がってますね!
影浦隊の作戦会議
影浦隊も選択された『市街地D』がモール内に籠ってスナイパー封じが狙いだと予想します。
逆に建物内での斬り合いなら影浦が得意とすることなので特別不利になることもないから問題ないという話になりました。
そこでオペレーターの仁礼光が「もしそうなったらユズルはどうすんだ?モールの外から壁抜きでも狙うか?」と聞きます。
ユズル本人は「オレも建物の中に入ってカゲさんたちの援護するよ。外にいたんじゃ点獲れない」と答えます。
影浦もその作戦におもしろいと賛同、影浦隊の作戦が決まりました。
第2話で遠征組狙うことにしたので意気込みが違いますね!
東隊の作戦会議
東隊もこの市街地Dの選択はスナイパー対策があると予想していますが、隊員の奥寺は本当に単なるスナイパー対策だけなのかということに疑問を持ちます。
小荒井は鈴鳴第一の村上中心の戦い方に合っているMAPだと予想。
それにスナイパーの東を警戒していて、東の動きを制限出来るだけでも充分なMAPだと考えます。
ただ、東は奥寺のこのMAPは何か別の意図があって選んだという直感を評価します。
なので、まずは相手の出方を探るということになりました。
小荒井はあまりそのことに納得している感じではありません。
小荒井は序盤のバタバタしている時に点を獲りにいったほうがいいじゃないかという考えです。
東が動きにくいならなおさらそうしたほうがいいと言います。
奥寺も転送先が2人がめちゃくちゃ近ければそれでもいいと言いますが、転送先はランダムなので2人が近いという可能性はそう高くはありません。
「特殊なステージにデーターがのない相手(ヒュース)、今回の試合は対応力が問われそうだな」と東が言います。
そして「でも基本は忘れるなよ。人数が多い部隊と戦う時にすることは?」と2人に投げかけます。
2人はこう答えます。
・情報を増やして「忙しく」させて相手の連携に混乱と隙を作る
よし!と東は頷き、心の中で『この試合は、2人の成長の段階を測る試合になるかもしれないと』つぶやきます。
東さんが会社の上司だったら、出来る社員が何人も生まれそう。
鈴鳴第一の作戦会議
鈴鳴第一の作戦会議は確認程度のものです。MAPを決めてる部隊ですからね。
まずは隊長の来馬と村上がショッピングモールの中で合流をめざします。
合流ができたら、作戦実行のために出来る限り狭い場所で戦うようにする。
今回の作戦発起人の別役太一は所定の場所に向かい、オペレーターの今結花とタイミングを合わせる。
そう何度も通じる手ではないので敵が慣れる前にどれだけダメージを与えられるかが重要だと、来馬が村上に念押しします。
転送開始!ランク戦ROUND7スタート(19巻167話より)
転送完了し、MAPは『市街地D』の時刻は『夜』という設定でした。
転送後の初期配置は全部隊バラけて転送されました。
夜という設定は更なるスナイパー対策かどうかはわかりませんが、暗いところから明るいところへの出入りの度に視覚支援を切り替える必要があるのでオペレーターの負担が増えることにはなります。
他の部隊は予想通りショッピングモールの中へ向かい始めたので、モール内に転送された雨取は外に逃がしていいか宇佐美栞が三雲に指示を仰ぎます。
一瞬、空閑に言われた「当真先輩は雨取を遠征までには人が撃てるように追い込んだ方がいい」という言葉が頭をよぎりますが、今はまだだめだと判断します。
そして、三雲は雨取を外に逃がす指示を宇佐美にします。
さらに空閑とヒュースは最速で合流し、敵の数が減る前に点を獲るんだと指示します。
東隊はモールの東側で奥寺と小荒井が合流に向かい、東も夜の設定が気になりながら外で構えるのではなくモール内に向かいます。
影浦隊は北添はすでにモール内4階に転送され、影浦は屋上から北添との合流を目指します。
ユズルは少し時間がかかる様子で下から上に向かいます。
モール内に各隊員が続々と集まり始める(19巻167話より)
転送完了後、各隊員がモール内に集まりはじめました。
別役太一は作戦遂行のため、上へは向かわず1階の奥に向かいます。
奥寺はオペレーターへのいやがらせをするため、レーダー上で出たり消えたりして意識を少しでも散漫にさせる行動に出ました。
そんな中、1階で三雲が奥寺に見つかってしまい戦闘開始になります。
お互いバックワームで気付かなかったか!と実況が入りますが、オペレーターの宇佐美が「わたしの警戒(アラート)ミスだ、ごめーん」と謝ります。
空閑が三雲の方に助けに入ろうとしますが、三雲は「大丈夫だ!このまま東隊もそっちに連れていく!作戦変更はなしだ!」と伝えます。
上階では鈴鳴第一の村上・来馬と影浦隊の影浦と北添の射撃戦が始まりました。
戦力的には影浦隊の方が有利か?と結束が実況を入れますが、最新の鈴鳴第一は一味違うと前の試合を見ていない結束に犬飼が言います。
そして村上が弧月を抜きます。なんとその弧月は「黒い弧月」でした。
モール内に集まり、いよいよ本格的に戦闘が始まります。
三雲が見つかってしまったのは宇佐美のミスだと反省していますが、やはり人数が増えるとオペレーターの負担も増えるのでミスする可能性も上がるんでしょうね。
でも宇佐美は優秀なオペレーターなので心配ないでしょう!
【ワールドトリガーアニメ3期】第3話原作との違い
第3話も原作と大きな違いはありませんでした。
しいて言うならここかなと気づいたところを書いてみます。
転送まで12分になった時のヒュースのセリフ
すごい細かいところですが、転送まで12分になったところでのヒュースのセリフが原作とは違っていました。
違ってたというか、原作には書いてあるセリフがアニメでは無かったという感じです。
そのセリフは・・・
アニメ「オサム、指揮官ならさっさと方針を示せ」
もう時間がないぞという部分がアニメでは無くなっていました。
ワイヤー陣を狙わない理由を説明していた時の違い
ワイヤー陣を狙わない理由の説明をしている三雲が最後の3つ目の理由を言っている時に原作との違いがありました。
これはセリフとかではなく、描写の違いです。
「今回の4部隊の中で、今一番点が必要なのは玉狛第二だ」というセリフのあとです。
・アニメは現在のB級ランク戦の順位を流していた
この記事のまとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
この記事では「ワールドトリガー3期」第3話の感想とネタバレ、原作との違い!について解説させていただきました。
いよいよランク戦ROUND7が始まり、この試合を含めるとあと2試合になりました。
遠征組の権利を得るにはB級で上位2位までに入らないといけませんからね。
あと2試合で玉狛第二が2位以内になれるのかが気になるところです!