刀鍛冶の里編にて、霞柱・時透無一郎と共に活躍する恋柱・甘露寺蜜璃。
この記事では、甘露寺蜜璃にはどのような過去があるのかをご紹介します。
アニメ派の方は、ネタバレを含みますのでご注意ください。
甘露寺蜜璃の過去
蜜璃は、素敵な男性と結婚し、幸せな家庭を築くことを夢見ていました。
とある男性とお見合いをした彼女は、普段通り、ありのままの自分で相手と接します。
しかし、それを見たお見合い相手の男性は、信じられない言葉を蜜璃に投げかけました。
「君と結婚できるのは熊か猪か牛くらい」
「髪の毛の色が子に遺伝したらゾッとする」
その言葉にショックを受けた蜜璃は、髪を黒く染め、家族に心配されながらも本来の自分を精一杯隠しました。
すると、蜜璃と結婚したいという男性が現れます。
彼女は、嘘にまみれたまま一生を過ごすことに疑問を持ち始めます。
自分が自分のまま居られる場所はないのか?ありのままの自分を好いてくれる人はいないのか?
蜜璃は、自分らしく生きられる方法を模索し始めるのです。
ヤフコメ意見
甘露寺蜜璃の見合いのシーン見るに振り袖や庭園でって、当時としてはけっこういいお家の設定に見えるから華族ルーツって言われるのもなんとなく分かる。
蜜璃が禰豆子に歌ってあげていた童歌がまさに武家のそれだったけど、やはり位の高い御家柄だったのと納得
⬆️
完全に公家の出自だよ pic.twitter.com/gL3ezI5tnQ— meiling(美齢) (@ykmeiling8) January 2, 2021
甘露寺蜜璃の生い立ち
蜜璃は、両親の元、5人姉弟の一番上に生まれました。
出身地は東京府麻布区飯倉(現在の港区麻布台)で、その立地から裕福な家庭であったことが予想されます。
刀鍛冶の里編にて、会って間もない竈門禰豆子に懐かれていることから、兄弟仲が良かったことが伺えます。
そんな蜜璃は、筋肉量が常人の8倍という特異体質を持っていました。
その体質は生まれつきのもので、1歳2か月頃に4貫(約15キログラム)の漬物石を持ち上げたほどです。
それだけ筋肉があれば、カロリーの消費量も常人の比ではないのでしょう。
蜜璃はとにかく食欲が旺盛で、相撲取り三人分でも足りないほどの量を一人で平らげるほどでした。
蜜璃の髪の毛の色が変わったのは、好物の桜餅を8か月の間、毎日170個食べていたことが原因だそうです。
このことが原因でお見合い相手から振られてしまったことが、蜜璃が鬼殺隊に入るきっかけとなるのです。
甘露寺蜜璃の入隊理由
甘露寺は、鬼殺隊に入隊することになりました。
多くの隊士たちは家族や身近な人を鬼に殺されたことがきっかけとなることが多いのですが、甘露寺の理由はある意味異色なものでした。
甘露寺の入隊理由の理由とは、「生涯添い遂げる殿方を見つける」こと。
「相手は自分より強い人がいい」
「守ってほしい」
初めて甘露寺の入隊理由を知った竈門炭治郎は呆然としていました。
自身の夢のためとはいえ、命の危険と隣り合わせの鬼殺隊に入るほどまでに、お見合い相手から言われた言葉は深く甘露寺を傷つけたのかもしれません。
蜜璃ちゃんの鬼殺隊入隊理由と私が公務員(というか今の職場)選んだ理由がマジで全く同じなので、実質恋柱ということでいいですか pic.twitter.com/tSuUIveRgC
— いろは (@iroha2_hohe) September 26, 2021
入隊後、甘露寺は炎柱・煉獄杏寿郎の継子となり、炎の呼吸を学ぶうちに、独自の呼吸・恋の呼吸を会得します。
生まれつきの筋力や体の柔軟性から独自の戦闘方法を身に着け、柱にまで登りつめました。
それによって、甘露寺はその存在を多くの人に必要とされる人間になるのです。
鬼殺隊の面々にその強さを認められ、助けた人から感謝され、お館様の産屋敷耀哉から「自分の強さを誇れ」と言葉をかけられました。
ありのままの自分を肯定してくれる場所を守りたい気持ちが、今の甘露寺の強さの根源にあるのではないでしょうか。
甘露寺蜜璃の過去は原作何話なのか?
甘露寺蜜璃の過去は、漫画単行本14巻123話「甘露寺蜜璃の走馬灯」と124話「いい加減にしろ バカタレ」の2話にわたって描かれています。
過去のつらさを乗り越え、痣を発現した甘露寺の更なる強さも見ることができます。
刀鍛冶の里編のアニメでは6話までに甘露寺の過去は描かれていないので、今後どのように展開されるのか楽しみですね。
まとめ
明るく天真爛漫な甘露寺蜜璃。
つらい出来事がありましたが、蜜璃が鬼殺隊に入隊したことで守られた命が多くあります。
現在放送中のアニメ刀鍛冶の里編での今後の活躍も期待ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。