14歳という若さで柱になった時透無一郎。
そんな天才剣士である時透無一郎はそれは凄い親元に生まれたと思いますよね。
特に時透無一郎の父親はどんな人なのか気になるところです。
また炭治郎の父親と血縁関係があるんじゃないかということも噂されています。
この記事では時透無一郎の父親についてと炭治郎の父親との関係について解説します。
時透無一郎の父はどんな人?
時透無一郎の父親について解説していきます。
木を切る杣人(そまびと)だった
杣人とは、杣木を日々の生活のために切る人のことを指します。聞いたことがあるような呼び方だと「きこり」でしょうか。
杣木は杣山に生えている木のことで、杣山は木材にするための木を植えた山の事です。
なので剣士とはほど遠い仕事をしていた人でした。
赤い瞳の人だった
上弦の伍・玉壺と戦っている時、失っていた記憶を取り戻すことになります。
その記憶の中に出てきた無一郎の父親は、炭治郎と同じ赤い瞳だったということを言います。
炭治郎の家系と関係があるのでしょうか?
無一郎が10歳の時に両親が亡くなった
無一郎が10歳の時両親は亡くなりました。
母は風邪をこじらせて肺炎になってしまい、そのまま亡くなりました。
父親もただ見ていたわけではなく、彼女の病気を治すために嵐の日に薬草を取りに出かけました。
しかし、その時、崖から落ちて亡くなってしまいました。
それからは、双子の兄の有一郎と2人で生活をしなくてはなりませんでした。
無一郎の父親と炭治郎の父親との関係
先程、無一郎の父親が炭治郎と同じ赤い瞳をしていたという話から、父親同士は関係があるのではないかと思ったかもしれません。
しかし、無一郎の父親と炭治郎の父親は赤の他人だと言われています。
無一郎の父親は、始まりの呼吸「日の呼吸」の使い手・継国緑壱の双子の兄・継国巌勝の子孫です。
そして、炭治郎の父親・竃戸炭十郎は代々炭焼きの家系で、遡っても継国の家系には辿り着きません。
ただ、その昔、祖先である竃戸炭吉という人物が、継国緑壱に妻と子を助けられたことがあります。
その事に恩を感じていた炭吉は、緑壱の耳飾りと日の呼吸を後世に伝えていくという約束を交わします。
こうした理由から、竃戸家には代々、耳飾りと日の呼吸を型としたヒノカミ神楽が伝承されることになりました。
以上のことから、
無一郎の父親、そして無一郎は日の呼吸の剣士の兄の子孫であり、
炭治郎の父親・炭十郎、そして炭治郎は日の呼吸の剣士との交流があった炭焼き家系の子孫、
ということになり、2人には血縁関係などはない他人同士だったということが分かります。
まとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
時透無一郎の父親は凄い剣士だったとかではなく、杣人でしたね。
ただ、日の呼吸の剣士の子孫であることから、隔世遺伝的な何かで無一郎の遺伝子には剣士としての素質が備わっていたのかもしれません。
炭次郎の父親とも関係がないので、赤い瞳が同じだったのは偶然だったということになるでしょう。