ワールドトリガー3期第8話『意志』が放送されました。
今回も戦闘シーンはなかったですが、千佳の人が撃てない理由みたいなのがわかり重要回だったと思います。
第8話は原作だと20巻178話から始まります。(※前回の振り返り部分は割愛)
第7回の最後は小南先輩の奢りで焼肉屋に行くことになり、その焼肉屋で次の対戦相手の二宮隊と出くわしたところからになります。
ワールドトリガー3期第8話『意志』の感想とあらすじ
ここからは第8話『意志』のあらすじと私の感想も入れて各シーンの解説していきたいと思います。
ネタバレが入りますのでご注意ください。
二宮隊の辻ちゃんは女の子が苦手
焼肉屋で二宮隊と出くわした修たち。
小南先輩と栞先輩が二宮隊の辻隊員に「辻ちゃ~ん」と名前を呼びます。
名前を呼ばれただけなのに顔が赤くなってしまう辻隊員。
辻隊員は女の子が苦手でした。
修が小南先輩、栞先輩、千佳の3人と男1人でごはんに来ていることがすごいねと言ってきます。
修が女子相手に緊張しないのは母親より圧のある女性には会ったことがないというのがひとつの理由らしいです。
ただし、辻先輩も二宮隊のオペレーター氷見先輩と鳩原先輩とはまともに話せるみたいです。
辻先輩の話せる話せないの境界線は、優しかどうかと付き合いが長いかどうかのようですね!
鳩原先輩が向こうに行った理由
辻先輩のまともに話せる女の子の話から鳩原先輩の名前が出て、修は犬飼先輩に「鳩原ちゃんのこと知ってる?」と話を振られます。
玉狛支部に二宮が話を聞きにいったことがあったのでもちろん鳩原先輩の存在は知っていました。
鳩原先輩のいなくなる前日も鳩原先輩の誕生日で焼肉を食べたらしく、まさかあのタイミングで一般人と渡航しちゃうとはねと氷見先輩がもらします。
修は意外と軽く鳩原先輩の事を話題に話せる感じに少し驚きます。
修はどうして鳩原先輩はむこうに行きたかったのかを聞きます。
理由は千佳と同じ理由だと犬飼が答えます。
鳩原先輩は「弟」がむこうに連れていかれたようでした。
その弟さんを捜しに行くため遠征選抜を目指していましたが、メンバーには選ばれませんでした。
千佳と境遇がそっくりですね。遠征選抜に選ばれなかったから抜け駆けしてむこうに行ってしまったようです。
千佳はトリオン量が多いので遠征に行くことは決まっていますが、お兄さんだけじゃなく、他の人たちも一緒に連れて帰って来れたらいいなと思います。
犬飼先輩には次の玉狛第二の作戦がバレている!?
犬飼先輩がROUND7の玉狛第二の戦いついて話します。
・空閑とヒュースの2枚看板が脅威
・修に新トリガーは考えられない。次もワイヤー陣で攻めるよね?
・ヒュースはトリオン量のわりには弾の威力が低かったけど何か仕掛けがあるの?
これらのこと考えていました。
そしてヒュースの「ウワサ」を聞いたという話になります。
ヒュースが向こうからきたとかという発言に対して小南先輩はC級隊員の妄想でしょ?トリオン量が多いから目立っただけだと否定します。
犬飼はそれに対して、トリオン量のすごさで言ったら千佳のほうが向こうの人っぽいよね?と言ってきます。
小南先輩は「千佳はちがうわよ!」と否定しますが、「雨取ちゃんはちがうんだ(笑)」と犬飼に言われてしまいます。
あっ!とバレてしまったことに焦りますが、二宮隊はすでにその事実を知っていました。
犬飼が小南先輩から上手く話を引き出したという感じでした。
騙されたことに小南先輩は怒ります(笑)
ヒュースは千佳が人を撃てると思っている
玉狛支部に戻り、修たちは最終戦ROUND8に向けて作戦を講じます。
千佳とヒュースのトリオン量なら二宮に射撃戦でも対抗できるということになり、ヒュースと千佳は二宮隊の記録を見て射撃戦の対策を考え、空閑と修はそれ以外の作戦パターンと二宮隊以外の部隊の情報収集もすることになりました。
そして空閑、ヒュース、小南先輩が部屋を出た後、ヒュースが戦術を練る前に確認したいことがあると言います。
それは千佳は本当は人を撃てるんじゃないかということでした。
ヒュースは千佳が人を撃てると思っていました。
だから千佳に撃てるのか撃てないのかはっきりしてくれと問います。
それで戦術が大きく変わってくるからです。
ヒュースの言葉に千佳は動揺し過呼吸のような状態になってしまいます。
千佳が胸の内を告白
千佳は落ち着きを得るために栞先輩とレイジと屋上に行きます。
そこで千佳が胸の内を話し始めます。
千佳は小学生の時にトリオン兵に追いかけれたことがあり、でもその時はまだボーダーがなくて、だから誰にもそのことを信じてもらえなかった過去があります。
ただひとりの友達が千佳のことを信じてくれました。
しかしその子はおそらくネイバーにさらわれてしまい、行方不明に。
千佳は友達がいなくなったこと、まわりが信じてくれなかったことよりも、だんだんまわりが千佳の言うことを信じ始めてきたことがこわかったと言います。
なので、友達がいなくなったことよりも、千佳が巻き込んだせいだと言われるのがこわかったと。
だから千佳は誰にも何も言わないようになり、ひとりで過ごすようになりました。
千佳は『人を傷つけることがこわいのではなくて人を傷つけたことを誰かに責められることがこわいんだと思う』と打ち明けます。
そう思ったわけは、千佳のトリオンでどんどん人を撃ってしまったら、こわいって思われないか、ずるいって思われないか、恨まれないか、憎まれないか、そういうふうにまわりの反応がならないかがこわいということでした。
ワールドトリガー3期第8話『意志』感想
今回は千佳の回でしたね。
千佳がヒュースに人が撃てるのか撃てないのかを聞かれ、千佳なりに答えを出そうと必死な姿が印象的でした。
千佳が人を撃てれば力技で勝利をおさめることが出来るのはたしかだと思います。
難しい戦術は必要なく、千佳ひとりで攻撃し、3人で千佳を守る。
たったこれだけで私も勝てるんじゃないかと思いました。
千佳は次の試合で撃つのか、やはり撃てないのかが勝利の鍵を握っているはずです。
ワールドトリガー3期第8話原作との違い
第8話は、今までと同様、細かい描写の違いはあるものの、原作との違いは見つけられませんでした。
この記事のまとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
第8話は前回と同様戦闘シーンはありませんでしたが、千佳の今後に繋がる重要回だったと思います。
そして来週はついにSNSでも話題になっていた、弓場隊が登場しそうです。
弓場拓磨のCVを担当する声優さんも決まり、どんな弓場拓磨が見られるのか楽しみです!