この記事では、霞柱である時透無一郎の技をまとめます。
時透無一郎は、最年少天才剣士であり、刀を握り始めたから2か月後には柱になったともいわれています。
その時透無一郎の呼吸は、霞を使う技で、中にはオリジナル技も存在し、十二鬼月の上弦の鬼をも倒すことに成功しています。
時透無一郎の呼吸
時透無一郎は「霞の呼吸」の使い手です。
時透無一郎が駆使する霞の呼吸は、風の呼吸の派生であり、特徴的なのは攻撃を行う際に霞のエフェクトが発生する点です。
なぜ時透無一郎が霞の呼吸を習得したのかは明らかとはなっていないものの、霞の呼吸自体は長い歴史を持っています。
また、その技にはほとんどが水や霞を意味する名前がついているのも特徴です。
霞の呼吸とは?
鬼殺隊士が用いる「霞の呼吸」は、炎、風、岩、雷、水の5つの呼吸のなかで、風の呼吸の派生であるとされています。
そのプロの使い手として、記憶を失くした状態で刀を握って2か月で柱になった天才剣士、時透無一郎が霞柱として知られています。
時透無一郎の技まとめ
ここからは時透無一郎の技について解説していきます。
時透無一郎の技は全部で7つあります。
ひとつひとつ見ていきましょう!
壱の型:垂天遠霞(すいてんとおがすみ)
十二鬼月の上弦ノ伍である玉壺の血鬼術(水獄鉢)で閉じ込められたとき、脱出を目的に一か八かで使用された高速の渾身の突き技です。
しかし攻撃を吸収する玉壺には通用せず、さらに刃こぼれしていたためゴムのように伸びてしまったため脱出はできませんでした。
弐の型:八重霞(やえかすみ)
体を大きくひねって様々な角度に複数回にわたり、重なりあう斬撃を飛ばす技を使うことで、周囲を八つ裂きにしてしまう技です。
十二鬼月の上弦ノ伍である玉壺の血鬼術(水獄鉢)に捕らわれてあきらめかけたとき、小鉄が水の中に空気を送り込み、それを受け取って水獄鉢を破り、脱出したときに使用されましたが、十二鬼月の上弦の壱黒死牟との戦いではなんなくかわされてしまいました。
参の型:霞散の飛沫(かさんのしぶき)
自分に向けられた攻撃を全て弾き飛ばすくらい強力な回転切りの技です。
十二鬼月の上弦ノ伍「玉壺」との戦いの時、毒を持つ魚を回転切りで毒のある体液と共に弾き飛ばしました。
肆ノ型:移流斬り(いりゅうぎり)
スライディングをするような体勢で滑りながら敵の懐に滑り込み、低い位置から切り上げる技です。
無一郎の技の中でも最速級の技です。
上弦の肆・半天狗の奇襲してきた時に使用した技で、顔を切りつけましたが仕留めることはできませんでした。
伍ノ型:霞雲の海(かうんのうみ)
辺り一面を大量の霞で覆い、敵に向かって行きながら細かい斬撃を繰り出し、標的を切り刻むという技です。
大量の霞で視界が奪われた玉壺は判断が遅れ、首元に一撃を食らいます。
陸ノ型:月の霞消(つきのかしょう)
上空に飛び上がり、広範囲に斬撃を繰り出します。
霞が広範囲に広がり空間を包み込む陸ノ型「月の霞消」は、無一郎の技の正確さと速度があってこその大技です。
玉壺が繰り出す一万匹の毒魚の群れをも一瞬で斬り刻みました。
漆ノ型:朧(おぼろ)
霞の呼吸は本来、陸の型までしか存在しませんが、無一郎が独自に漆の型を編み出しました。
朧は動きに大きな緩急をつけることで相手を錯乱させ、その隙に一撃を食らわせる大技です。
姿を現した時は亀のように遅い動きになり、姿を消す時は光のごとく瞬速で動きます。
この技で上弦の伍「玉壺」の首を切り落とすことができました。
玉壺はこの動きを目の当たりにして、「まるで霞に巻かれたようだ」と発言しています。
さらに上弦の壱「黒死牟」は無一郎の朧を見て「美しい」と言ってしまうほど磨き上げられた技だということがわかります。