大谷翔平投手の元通訳である水原一平容疑者の違法賭博に関する騒動が、ドラマ化される予定であると9日(日本時間10日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」ら米複数メディアが報じました。
映画「ラ・ラ・ランド」を手掛けた映画製作会社の「ライオンズゲート」が制作を開始しました。
ここで気になるのがドラマ化された場合、水原一平氏にギャラ/報酬は入るのかということです。
調査してみました。
ドラマ化されると報酬は入るのか?
アメリカで映像化されたドキュメンタリー映画やドラマのテーマになった本人に報酬が入るかどうかは、個々のケースによって異なります。
一般的に、その人物が映像化のプロジェクトにどの程度関与しているか、契約内容、またはその人物が生きているか死んでいるかなどによって変わります。
生きている場合は、映像化の権利を許可する代わりに報酬を受け取ることが多いです。
一方、故人の場合は、その権利は遺族や遺産管理者が持つことが一般的です。
ドラマ化の制作を開始したということは水原氏に映像化の権利の許可を取った可能性があるかもね!
被写体が生きている時に映像化された作品
被写体が生きている場合のドキュメンタリー作品も多数あります。以下はそのような作品の例です。
- “The Last Dance” – このドキュメンタリーシリーズは、マイケル・ジョーダンと1997-1998シーズンのシカゴ・ブルズに焦点を当てています。ジョーダンはシリーズ制作に積極的に関与し、多くのインタビューで彼の視点が紹介されています。
- “Billie Eilish: The World’s A Little Blurry” – このドキュメンタリーは、若い音楽アーティスト、ビリー・アイリッシュの上昇と彼女の日常生活を追っています。アイリッシュ本人と彼女の家族が積極的に出演しています。
- “Inside Bill’s Brain: Decoding Bill Gates” – この3部作のドキュメンタリーシリーズは、ビル・ゲイツの考え方、彼が直面した挑戦、そして彼の慈善活動に焦点を当てています。ゲイツ本人が多くのインタビューに応じており、個人的な詳細を多く共有しています。
これらの作品では、被写体が生きていることから、プロジェクトにどのように関与しているか、どのような契約がなされているかに基づいて報酬が支払われる可能性が高いです。
また、生の声や視点が直接作品に反映されるため、リアリティと説得力が増します。
被写体が死後に映像化された作品
本人が死後に映像化されたドキュメンタリー作品については、いくつか例を挙げることができます。
- “Won’t You Be My Neighbor?” – フレッド・ロジャースと彼の番組「ミスター・ロジャース・ネイバーフッド」に焦点を当てたドキュメンタリー。
- “RBG” – アメリカ合衆国最高裁判所の故ルース・ベイダー・ギンズバーグ裁判官の生涯とキャリアを追うドキュメンタリー。
- “Amy” – 故エイミー・ワインハウスの音楽と生涯を描いたドキュメンタリー。彼女の音楽、未公開映像、個人的な映像が使用されています。
これらの作品では、被写体がすでに故人であるため、直接的な報酬は彼らには行かず、遺族や遺産管理者が関連する契約を結んでいる可能性があります。
まとめ
今回の騒動をこんなにも早くドラマ化決定&製作開始するなんて日本では考え難いですね。
水原一平氏への報酬が入るのかどうかはっきりしたことは分かりませんが、映像化の許可を水原氏に取っているのであれば、報酬は入る可能性があると思います。
今後の動向に注目が集まりそうです。