この記事では空閑遊真はもともと黒髪だったということについて書いています。
ワールドトリガーの主人公の1人でもある空閑遊真は白髪の男の子ですが、実はもともとは黒髪だったんです。
じゃあ何故白髪になってしまったのか?
その理由をこの記事では解説させていただきたいと思います。
・空閑遊真が黒髪だった時のことがわかります
・空閑遊真が白髪になってしまった理由がわかります
空閑遊真はもともとは黒髪だった
空閑遊真は初めから白髪だと思っていませんでしたか?
それ実は違うんです。空閑遊真はあることがきっかけで白髪になりました。
遊真は三雲修たちが住むこちらの世界に来る前は、別のネイバーフッドの国で父親の空閑有吾と一緒に傭兵として戦っていたんですね。
その時の遊真はまだ黒髪でした。
ちなみにこちらの世界の学校に入学した時は白髪ということで最近まで外国に住んでいて日本に住むのは初めてという設定になっていましたね。
クラスメイトは外国の子かな?帰国子女かな?と予想立てていました。
ただそのあとクラスメイトに「なんで髪の毛真っ白なの?」と聞かれ、「昔は黒かったよ。でもいつのまにか驚きの白さに」とすぐに答えていました。
いつのまにかとか、そんなことあるわけないだろと思ったのを覚えています(笑)
空閑遊真が黒髪じゃなくなった理由
ここからはなぜ空閑遊真は黒髪じゃなくなったのかについて解説していきたいと思います。
それは父親が死んだからです。
ただショックで白髪になってしまったとかいうことではありません。
遊真は父親の有吾と一緒にカルワリアという国で防衛に力を貸していました。
たしか遊真の父親とカルワリアの隊長らしき人が知り合いで、昔世話になった恩返しとかいう理由でだったと思います。
ある日の夜、警備をしていたカルワリアでも指折りのトリガー使いがあっさりとやられてしまいました。
攻撃したのはカルワリアを攻めているスピンテイルという国が雇った刺客という情報。しかもおそらくブラックトリガー。
そんなことなので有吾は遊真にこの戦いは出てくるな、おとなしくしてろと命令します。
なにか嫌な予感がしたんでしょう。
でも、カルワリアが攻め込まれている戦況を見て遊真は戦場へと出て行ってしまいます。
そこで遊真は敵に後ろをとられてしまいます。それがたぶんブラックトリガー。
遊真の命はそこで終わりました・・終わるはずでした。
が、駆け付けた有吾がブラックトリガーを創り出し遊真を助けます。
遊真の瀕死状態の肉体をブラックトリガーの中に封印し、それに代わる新しい体をトリオン体で創って遊真の命を繋ぎとめました。
そして遊真が目覚めた時、父親の有吾は目の前で塵となって崩れて死にました。
そのトリオン体で創り出された遊真の体は髪が白髪になっていたということです。
先程白髪になったのはショックからではないと言いましたが、直接的な理由はそうじゃないにしても、白髪にしたのは父親が自分のせいで死んでしまったという後悔とショックを表現しているのではないかなと私は思っています。
空閑遊真の黒髪姿
ここでは空閑遊真の黒髪だった時の画像を紹介させていただきます。
少しストーリーもわかるような感じに順をおって紹介していきますね!
頑張ったのに誰も自分に注目してくれなくて拗ねている遊真
カルワリアでの敵襲に遊真も貢献して1人捕らえたのに、父親の有吾ばかりが称賛されて拗ねてしまっています。
敵にブラックトリガーがいると聞かされた時の遊真
敵にブラックトリガーがいると聞かされて顔が険しくなります。
このあと有吾におまえはここから出てくるなと言われますが・・・。
戦いの戦況を見ている遊真
カルワリアがおされている戦況を見てやはり自分が行かなきゃ駄目だと思い、このあと戦場へ向かってしまいます。
遊真も決して弱いわけではなく、そこそこやれる実力は持っているので通常の敵だったらやられていなかったでしょうね。
相手が悪かったです・・・。
目の前に強敵だと感じる相手が現れてしまった時の遊真
敵に後ろをとられ、その気配に気づき振り返った時の遊真の表情です。
その敵がおそらくブラックトリガーだったと思われます。
完全にブラックトリガーのほうが遊真の強さをはるかに超えていたのでしょう。
気配に気づいたときには遅かったですね。
ブラックトリガーにやられてしまった遊真
やられてしまった遊真。
このあと有吾が来て「ばか。なにやられてんだ。ちょっと待ってろ、俺がすぐ助けてやる」と優しい口調で瀕死の遊真に声を掛けます。
そして遊真に父親に助けられ、目覚めた時には白髪になっています。
この記事のまとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
この記事では空閑遊真はもともと黒髪だったということとその理由を解説させていただきました。
理由を知るとなんだか切なくなりませんか。
私はかなり切ないなと思っています。
自分の子どもを命と引き換えに守り、その守られた子どもは目の前で父親が塵となって死んだ姿を見ていろんな思いから白髪になった。
なんてシナリオを作者の葦原先生も考えていたのかな・・・。