この記事ではヒロアカの10巻の背表紙が内通者の正体を明かしているという内容の記事になっています。
ヒロアカの漫画の背表紙は毎回登場キャラの一人の顔が描かれています。
その中で10巻だけ他の巻とは違ったのです。
ヒロアカ10巻の背表紙が他と違う
では10巻の背表紙は他の巻とは何が違ったのかを説明していきます。
まずはヒロアカの背表紙を見ていただきます。
何か気づいたことはあるでしょうか?
ちょっと見ただけでは簡単に気づくような分かりやすい違いではないので、なかなか難しいかと思います。
すみませんが、答えを言ってしまいます。
10巻に青山優雅が描かれていますが、その青山の目線だけが下を向いています。
他のキャラは正面を向いているのにもかかわらず、青山だけが目線を下にしているのです。
この演出は青山が内通者では?ということを一気に加速させた要因になりました。
ヒロアカ10巻の背表紙でなぜ青山は下を向いているのか
なぜ青山だけ下を向いているのでしょうか。
本当に内通者だからなのでしょうか。
そもそも内通者なんているのでしょうか。
しかし、ファンの中でこれは内通者がいるだろうということが噂された出来事がありました。
それはUSJ(ウソの災害や事故ルーム)事件があったときです。
USJで授業を行った時にヴィラン連合が襲撃してきました。
ヴィラン連合の目的はオールマイトの命で、オールマイトがこの授業に参加するということを知っていたようです。
それは内部から情報をもらったような感じでした。
そう思わせるセリフがこちらです。
先日頂いた教師側のカリキュラムでは・・・というセリフ。
敵側が教師陣のカリキュラムを盗む可能性よりも、やはり内部の人間から情報を得たと考えるほうが可能性が高いと思います。
このあと生徒たちが黒霧によって居場所を分断されたときに、青山と葉隠のふたりだけ居場所が特定されませんでした。
これがまた怪しさを増させる理由のひとつです。
USJ事件は遅れてやってきたオールマイトの活躍でヴィラン連合を追い払うことに成功しました。
終息後、行方不明だった青山と葉隠が登場し、それぞれの居場所を説明するシーンがあります。
葉隠は尾白にどこにいたのかを聞かれ、土砂ゾーンにいたことを明かします。
青山は蛙吹に「どこにいたと思う?」「秘密さ」と答えています。
この時は青山らしい、コミカルな感じで描かれていたので気にしなかった人も多かったのではないでしょうか。
しかし唯一最後まで居場所がはっきりしなかったのは青山だけだったのは怪しいです。
そして内通者がいると決定的になったのは10巻83話です。
内通者がいると決定的になったのはなぜか?
内通者がいると決定的になった出来事があります。
それはヒーロー科一年生が林間学校に行った時にヴィラン連合による襲撃事件がありました。
林間学校の場所は教師たち、プッシーキャッツ、生徒たちしか知らなかったので、敵がこの場所を知ることはありえないのです。
それにもかかわらず、ヴィラン連合の襲撃があったということは誰かが場所と日時をヴィラン側に漏らしたということになります。
なので、内通者がいるということが決定的になりました。
そのことをプレゼントマイクが言及しているシーンがあります。
青山が内通者候補にあげられた理由
青山が内通者候補にあげられている理由が他にいくつかあります。
ここでは3つ紹介します。
19巻で青山が個性を使って岩に書いた文字が意味深
19巻で青山が個性で岩に書いた文字があります。
その文字はフランス語でした。
自称フランス出身なのでフランス語は知っていたのかもしれません。
その書かれていたフランス語は『Il faut se méfier de l’eau qui dort』です。
訳は「眠っている水(よどんだ水)ほど悪い水はない」で、意味としては「一見おとなしそうな人ほど油断のならない人はいない」「静かにしている人の方が危険だ」となります。
このメッセージは青山が内通者のことを知っていて、その内通者というのは、普段はおとなしそうにしている奴だというのを伝えているのでしょうか。
それとも、青山本人が内通者だから青山とは反対の性格を伝え、自分が疑われないようにしたメッセージなのでしょうか。
ただフランス語で書かれても意味が分からないんじゃないかと思いますよね。
出久の部屋のベランダに残されていたメッセージが不可解
出久の部屋のベランダに残されていた青山からのメッセージがあります。
それはチーズを利用して書かれていました。
なぜチーズだったかはわかりませんが、その文字は『ぼくはしっているよ☆』でした。
このメッセージの意味は何でしょうか。
これもフランス語のメッセージ同様、青山が内通者のことを知っているのか、それとも出久の個性の秘密を知っているのか、
でも青山本人が内通者だった場合、こんなメッセージをわざわざ残すのか少し疑問です。
名前と個性の関係
ヒロアカのキャラの名前は個性との結びつきから出来ています。
例えば、個性が爆破の爆豪勝己、蛙の蛙吹梅雨、帯電の上鳴電気、というように個性と名前に関連性があります。
しかし、青山の個性は『ネビルレーザー』なので青山優雅という名前との関連性が見つけられません。
もう一人名前と個性の関連性がない登場人物がいます。
それが緑谷出久です。
出久の個性は『ワン・フォー・オール』なので、全く関連性がありません。
関連性がないキャラは、個性を後天的に身に付けた者がそうなっていると言われています。
出久はもともと無個性でオールマイトから個性を授けられました。
なので、名前と個性の関連性がない青山も、誰かに個性を後から授けられた?という推測が起き、それは青山が内通者という伏線なのでは?と言われています。
まとめ
ここまでお読みくださりありがとうございます!
この記事ではヒロアカ10巻の背表紙が内通者の正体を明かしている!という内容で書かせていただきました。
青山が敵に情報を漏らしている内通者ではないかという可能性があるということが、背表紙を見てわかると思います。
そして要所で不可解な行動をする青山がさらに内通者ではないかという疑念を強くさせます。