この記事では「甘露寺蜜璃の刀は実在していた!?曲がる刀はどうやって納めてる?」ということで、
恋柱・甘露寺蜜璃の日輪刀について解説していきます。
甘露寺の日輪刀は他の鬼殺隊員とは大きく違っていて「これ刀なのか?」と思うほどです。
刀というよりは鞭に近い感じですが、意外にも同じような刀が実在していました。
どこで使われている物なのかご紹介します。
甘露寺蜜璃の刀は実在した
甘露寺が使っている日輪刀のモデルになったと思われる武器は、古代インドで使用されていました。
古代インドの武器「ウルミ」と酷似
「ウルミ」という武器は、古代インドで使用されていた柔軟性のある鞭のような剣です。
攻撃する側、される側、双方にとって非常に危険な武器であるため、扱うには超人的な身体能力が必要とされ、習得には12年もの歳月を要すると言われています。
広範囲の攻撃が可能
ウルミはさまざまな形や造りがありますが、普通は長さが1.2〜1.7m、幅が約2.5cmの刃を使います。
中には、3mから5mもの長さの剣を扱う人もいると言われています。
肩の上で円を描くように振り回し、連続的な切りつけを行います。
このような動きで、剣術が展開されています。
甘露寺の刀の長さを見ると3mくらいありそうですね。
これを使いこなす甘露寺の身体能力の高さと、かなりの訓練を積んだことがわかります。
曲がる刀の納め方
甘露寺の長い日輪刀はどうやって鞘に納めているのか気になりますね。
実は、鞘に納まるように折り返して入れているんです。
甘露寺の日輪刀はとても薄くてしなるため、折り曲げることが出来ます。
このことは本編には出てこないですが、コミック14巻の第116話と第117話の間の挿し絵に描かれています。
この甘露寺だけが使っている変わった日輪刀は誰が作ったのかも気になりますよね。
甘露寺蜜璃の刀を打った刀鍛冶
鉄地河原 鉄珍(てっちかわはら てっちん) pic.twitter.com/IXKtKhCJvt
— BaramonK (@otachop) May 23, 2019
甘露寺の刀を打ったのは、刀鍛冶の里の長である鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)です。
鉄珍は里の長というだけあって、ベテランの刀鍛冶です。
鉄珍は若い娘が好きで、甘露寺の他に、胡蝶しのぶの日輪刀も作っています。
だたし、鉄珍はただの女好きというわけではなく、その人にあった刀を作るのが得意としています。
甘露寺は自分に合った呼吸を見つけるのに苦労したひとりです。
甘露寺の呼吸は自分の身体能力をフルに使った呼吸になりました。
その呼吸に合った刀が、鉄珍の打った薄くしなる刀だったというわけです。
胡蝶しのぶは人より筋力がなく、鬼の首を斬ることができなかったため、毒で鬼を倒すということに転向しました。
毒は鬼の体に打ち込むというイメージから、胡蝶の刀は細く先が尖っている形をしています。
こうやって、ちょっと苦労している人の刀を打つのが得意な鉄珍。
女好きも間違いはないと思いますが、たまたま悩みを持つことが多いのが若い娘だったということも考えられます。
まとめ
この記事の内容を振り返りましょう。
・古代インドの「ウルミ」に酷似
・全長が長くしなるため、広範囲攻撃が可能
曲がる日輪刀の納め方
・折り返して収納する
・コミック14巻、第116話と第117話の間の挿し絵で公開
甘露寺蜜璃の担当刀鍛冶
・刀鍛冶の里の長、鉄地河原鉄珍
・その人にあった刀を打つのが得意で、変わった刀を打つ
まさか甘露寺の刀が実在していたとは思いませんでした。
ウルミをモデルにしたのはほぼ間違いないでしょう。
甘露寺も胡蝶も鉄珍のおかげで、自分の能力を最大限発揮できる刀を作ってもらえて良かったです。
鬼殺隊と刀鍛冶はどちらも欠けてはならない存在ですね。
ここまでお読みくださりありがとうございました!