みなさんは、伏黒甚爾が「よかったな」と言った理由をご存じですか?
伏黒甚爾は、過去編「懐玉・玉折」編で登場する人物です。
そして、名字からもわかる通り伏黒恵の父親です。
呪術廻戦のキャラの中でも最強格の強さを誇る人物で、物語において重要な役割を担っています。
伏黒甚爾は五条悟に一度殺されますが「渋谷事変」編でオガミ婆の復活の儀式によって生き返ります。
そして伏黒甚爾は「渋谷事変」編で「よかったな」という意味ありげな言葉を伏黒恵に残して自死します。
そこで今回は、伏黒甚爾が「よかったな」と言った理由や強さ、伏黒甚爾の家族のことなどを詳しく紹介していきます!
伏黒甚爾が「よかったな」と言った理由
伏黒甚爾が「よかったな」と言った理由は、伏黒恵が「禪院に売られなくてよかった」という意味だと思います。
甚爾は恵が幼いころにお金のために恵を手放しました。
ですが甚爾は、禪院家がロクでもない家系だと知っており、また、恵を産んですぐ亡くなってしまった妻から「恵をお願いね」と恵を託されていました。
甚爾は五条と戦って死ぬ間際にその会話を思い出し、五条に「俺の子供が2、3年もしたら禪院に売られる」と五条に恵を託すような発言をしていました。
そして復活した際、息子が禪院家に売られることなく育っていたのを知り、安心して出た言葉なのではないでしょうか。
一度はお金に目がくらんで息子を手放すことにした甚爾ですが、心のどこかでその決断を後悔していたのかもしれません。
伏黒甚爾は父親らしくない冷酷な人間に見えますが、表現が苦手なだけで実は愛情深い人なのかもしれないですね。
『呪術廻戦』2期の新PV公開
五条、夏油、伏黒甚爾らの戦闘シーン解禁🎙 伏黒甚爾:子安武人
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— ORICON NEWS【アニメ】 (@oricon_anime_) May 21, 2023
伏黒甚爾の能力と強さ
伏黒甚爾は最強と謳われる五条悟を現時点で唯一倒した人物です。
伏黒甚爾の常識外れの強さのひとつは、天与呪縛による「フィジカルギフテッド」です。
甚爾は天与呪縛によって、呪力を持っていないですが、強靭な肉体と常人離れした身体能力を誇っています。
そして、甚爾が持つ特級呪具「天逆鉾」の能力が甚爾と相性がすごくいいです。
その能力は「発動中の相手の術式を無効化する」というものです。
どんな術式でも無効化できてしまうので、圧倒的な身体能力を誇る甚爾にとって「天逆鉾」は最高に相性がいい特級呪具です。
以上のことから、甚爾がいかに強いかわかりますね。
伏黒甚爾と伏黒恵
伏黒甚爾の息子は伏黒恵です。
ですが甚爾は幼い時に恵を手放していたため、恵と対峙した際も恵は甚爾が父だと気付きませんでした。
甚爾も恵に自分が父親だと教えることはなく「よかったな」という言葉だけを残して自害したので、2人が親子として会話することはありませんでした。
ろくでもない人間だと思われていた甚爾ですが、息子に対する愛情は少なからずあったように思えました。
いつか恵が甚爾が父親だと知るときがくるのか気になりますね。
伏黒甚爾と妻
伏黒甚爾は、妻に婿入りして性が禪院から伏黒に変わりました。
グレていた甚爾も妻と出会って性格が丸くなっていったようなので、甚爾にとって妻の存在がどれ程重要な人物であったかわかりますね。
甚爾の妻は甚爾の回想で少しだけ出てきましたが、残念ながら名前など詳しいことは不明です。
詳細は分からないですが、甚爾が唯一心を開ける素敵な女性であることは確かですね。
まとめ
今回は、伏黒甚爾が「よかったな」と言った理由や家族のこと、甚爾の強さについて解説しました。
五条に「僕が引くぐらいのろくでなし」と言われていた甚爾ですが、実は息子のことを想っていたり、死に際に妻のことを考えたりと意外と人間味があってよかったですね。
クズっぷりが目立つけど、強くてかっこいいキャラです。
呪術廻戦でも最強格の強さを誇る甚爾の戦いっぷりをいつかアニメで観たいですね!